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戦ってみるか ─僕とシャープの100日戦争─ ⅳ [怒りのツボ]

 ウィルコムカウンターから、修理品が戻ってきたとの連絡が入った。
 結果は、「やはり…」であった。
 
 [メーカー修理内容]
 当社のサンプル動画を正常に再生できることを確認できました。
 録画したものも正常に再生できました。
 ファイルの種類や、サイズによっては、正常に再生できないこともありますので、ご了承下さい。
 
     動作チェックOK
 
 
 回答文の1点目は、こちらが問題にしていることと直接の関係はない。
 3点目は、あたりまえのことである。僕は、この製品(Advanced/W-ZERO3[es])だけで完結している動作を前提にした、この忌まわしい音跳びの症状を言っているのである。
 
 最も悪質な回答は、2番目のそれである。
 僕が予め録画しておいたサンプルについて、のうのうと「録画したものも正常に再生できました。」と書いてある。怒りに震える僕は、無理に自分を落ち着かせて、‘まぁ待て。この問題の携帯が、シャープの工場に届く途中で奇跡的に直ったのかもしれない’という1兆分の1以下の可能性を敢えて考え、修理担当者が確認したであろう僕のサンプル動画を再生してみた。やはり、数秒に1回の音跳びは健在だった。
 それにしても、この万死に値する無神経さに、人は、どう対処すればよいのだろう。
 僕のような圧倒的な弱者が現実的に取れる選択肢は2つである(参:「戦ってみるか ⅴ」)。
 
 何はともあれ、その修理報告書に書いてあるシャープの修理部門会社の連絡先に電話を入れた。
 回答文の「録画したものも正常に再生できました。」に対しては、2つの可能性が考えられると、僕は電話に出た担当者に言った。
 ①修理担当者が音跳びの事実を認識した上で、故意にとぼけて、客の諦めを期待したか、
 ②この明らかな音跳びを聞き取ることのできない聴覚レベルの人間が、当製品の確認、検査にあたったか。
 
 電話の担当者は、音跳びのところについての詳しいメモ書きを添えて、再度送ってほしいとクールに言う。
 僕は、ウィルコムカウンターを通すという従来のやり方を繰り返すことは避けたいので、直接、そちらに送らせてほしいと申し出た。ウィルコムには何の落ち度もなく、僕のクレーム先は、あくまでシャープのみであるからだ。担当者は、それを受け入れ、「それでは、(Advanced/W-ZERO3[es])の)取扱説明書に書かれている住所に送って下さい。」と言った。
 
 僕は、担当者の言うとおり、問題箇所のメモを添えて、さっそく送った。

 

 

 


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